植物たちは、多くの人に「動かず、地味で、ひ弱な生きもの」と思われがちです。
でも、植物は強いのです。(本当です。)
植物はどんなかたちでも生き残るしくみになっています。
色々な環境に合わせて出来る限り努力して進化しています。
とげやにおい、毒などを使って自分の身を守ります。
少しお話がむずかしく、かたくなりましたが、
ごめんなさい、最近本屋さんでおもしろい本を見つけました。
その本とはこれです。
「すごい植物最強図鑑」 中央公論社
この本の良いところはみなさんの身近な植物の不思議が掲載されています。
小さいお子様も読みやすいようによみがながふられています。もちろん大人でも楽しめます。
そして、だれにでも興味を沸くように最初の部分は漫画が導入されています。
たとえば、私が興味をもったのはユーカリの木です。
ユーカリはみなさんがよくご存じだと思います。あのコアラさんがその葉は食べます。コアラしか食べません。
ユーカリの葉は、虫や他の動物たちを寄せ付けないように殺人にも使われる猛毒の青酸が含まれているそうです。エ~!!(@_@;)
では、なぜ、コアラが食べても無事なのかというと、腸の中に住まわせている細菌がこの青酸を無毒化してくれるそうです。
生まれたばかりのコアラの赤ちゃんはこの細菌をもっていないので、なんと親は自分の○○○を赤ちゃんに食べさせるのです。
○○○って何でしょう?それは本を読んでみてください。ここまで申し上げると中央公論社さんにネタバレしたと言われそうなのでやめておきま
す。
また、トマトはみなさんもご存知のあの香りを発散させて仲間に危険を知らせます。
ご興味がある方は書店へ行ってご覧ください。
https://www.chuko.co.jp/special/sugoishokubutsu/