「たはこならず」
≪ 他人は自分と一緒じゃない ≫
他人の心は自分の心と同じじゃない。という意味の
道元という偉いお坊様の言葉です。
この他といのは自分ではないさまざま人をさします。
ご自分とは異なるので
お子様にもあてはまると思います。
「勉強しなさい。」
「宿題をしなさい。」
「行動が遅い。」
「何で言うことを聞いてくれないの。」
「大きくなったらお医者さんになりなさい。」
「大きくなったらよい学校に合格しなさい。」
などご自分の一方的な要求ばかりを
お子様に押し付けておられませんか?(-_-;)
自分の思うようにはなかなかいきません。
ご自分が逆の立場でそのように言われると
嫌になりませんか?
人は自分を受け入れてくれる人には心を開き、
自分の拒絶する人は心を閉ざします。
もし、よい関係を築くには「あなたを受け入れていますよ。」(*^。^*)
ということを伝えることが大事です。
話を聞くときはところどころうなずきながら聞く
「あなたの話をちゃんと聞いていますよ。」というサイン
共感することがとても大切です。
人は自分の気持ちを分かってもらえる態度は一生忘れません。
それから、ご自分の意見を相手に伝えてはいかがでしょうか?
でもあくまでも他はご自分ではありません。
相手の気持ち、考え、性格などなどを考えて
行動したいものですね。(*^^)v
P.S. もうひとつお話したかったことがありました。
それは、
この他といものは自分以外のすべてのものをさすということです。
動物・植物・生物・物など・・・・存在している全てのものがあてはまるような気がします。