新年長クラスのテキストの中で
「バット」と「ボール」の絵が出てくる問題がありました。
先生「では、このお名前は何と言いますか?」
(私は野球で使用する「グローブ」の絵を黒板に描き指示しました。)
Aくん「あっ!!こうしてこうするもの。」
(Aくんは野球選手がするようにボールを受けるしぐさをしました。)
Bちゃん「野球で使うボールを受けるもの。」
残念ながら「グローブ」という名前は出てきませんでした。(@_@;)
先生「では、この名前は?」
(次にテニスで使うラケットの絵を描きました。」
Cくん「こうしてこうするもの??」
(やはりラケットを振るしぐさをしながらCくんも答えました。)
そして、バトミントンの羽(シャトルコック)、バトミントンのラケットの絵も描きました。
全てお子様方はそれらの名前を知りませんでした。
ほとんどのお子様が「見たことがある。」と答えました。
(さすがに最初の文字「ラ」とヒントを出すと「ラケット」と出てきましたよ。)
分かっているようで分かってないのがものの名前です。
以前にお知らせで『「ひくい」の反対は何ですか?』
お話をしたことがあります。
その時「こどもの ことば じてん」をご紹介しました。
それと同じシリーズで
「ものの なまえ 絵じてん」という本があります。
これは幼児の身近な「ものの なまえ」グループ分け
分野別で構成されてとても分かりやすいです。
「こども ものの なまえ 絵じてん」 増補新装版 三省堂
「こども じてん」といっても私の知らなかった
ものの なまえが たくさんありました。
ビックリです。(@_@;)
この絵じてんも 分からないなまえだけを調べるのではなく
何かきっかけがある時をみつけ絵本のように
調べたいことば以外のことばも説明してあげる
ことが大切です。
この本も読み手の手間がかかるじてんかもしれません。
でも間違いなくもののことばの語彙が増えると
思います。
読み聞かせに自信がある方は
リビングの本棚に一冊いかかでしょか? (^。^)y-.。o○