私達は授業のなかでよく反対ことばのお勉強をします。
『「低い」の反対ことばは何ですか?』とお子様方に問うと、
「大きい」と答えるお子様が意外と多いです。
「大きい」は確かに感覚的にとらえれば分からなくはありませんが
お子様にとってはしっかりとした言葉で「高い」と覚えなくてはなりません。

私は幼児の辞典があることを最近知りました。
今回ご紹介いたします本は昔から数多くの辞典出版をされている三省堂さんのものです。

題名は
「こども ことば 絵じてん」 三省堂 増補 新装版 です。

この辞典は幼児の基本語約2900語を収録されています。
当然、反対語や言葉の例文も含まれています。

私が思うことはただご本人の分からない単語を調べるのではなく絵本の
ように
読み聞かせをして日常生活の会話のたとえ話などをしてあげるのが
この本の一番良い使い方
だと思います。
ちょっと親御様の手がかかりますが
。(笑)

そういえば、ずいぶん昔の話ですが
年長クラスにS君というお子様がおられました。
彼の時も同じように反対語のお勉強をしていた時のことです。

先生『「短い」の反対を 分かる人いるかな?』
S君『ハイ!』
先生『では、S君どうぞ』
S君『ハイ。「いかじみ」です。』
先生『えっ?』

私はあまりにも早くS君が即答してくれたので彼が何を言っているのかが最初
正直分かりませんでした。彼は「みじかい」の反対を「いかじみ」と答えたのです。
ある意味すごいことなのでその時は彼をほめて訂正させました。(笑)

S君の場合はことばを文字としてとらえているのでしょう。でも彼は抜群な国語読解力
をもって学習会を卒業されました。彼の幼少期この辞典を彼に紹介できていれば彼は喜んで
くれただろうと思いました。

「ことば」は感覚的にとらえたり文字としてとらえたり人様々だと実感しています。この本で
「ことば」遊びができたらなあと思っています。

ご興味のある方は是非書店に行ってご覧ください。大きな書店であれば見本があります。

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